2011年11月30日

【出発!うねうね街道】 大晦日カンボジアへ

出発!うねうね街道.JPG
---息子風丸と二人で暮らすイチコのうねうね旅日記&日々の記録

    
うねうね地図001.jpg

ほとんどノープランのこの旅も、
ひとつだけ漠然とした目標があった。

それは、カンボジアのアンコールワットで初日の出を見ること。

12月31日、私と息子の風丸はバンコクを出発して、
アンコールワットのあるカンボジアのシェムリアップへ向かった。

バックパッカーのための国境越えの安いバスパックがある。

カンボジアの入国にはビザが必要なので、
サメット島に行ってる間にカオサンの旅行代理店でビザ取得の代行を頼んでおいた。

快適で便利なバンコクとは違い、ちょっと怖いイメージのカンボジア。

朝バンコクを出発したバスは、
途中、昼食をとるために国境の町でみんな一度降りた。

そのレストランで働いていた高校生に
「小さな子供を連れて、このルートでカンボジアに行く日本人は初めて見たよ。
 カンボジアは危ないから気を付けて」
と言われ、よけいにビビる白熊親子。。

国境で出入国の手続きをし、カンボジアに無事に入国。

風丸にとっては初めての、陸路での国境越え。
もっと喜んだりするかと思いきや、
そもそも陸続きで隣の国に行くっていうのがピンとこないらしい。
そりゃそーだ。

カンボジアに入るとバスも道も景色も変わった。

うねうね写真7-1.JPG

地平線までなんにもないような景色の中、
舗装されていない砂利道をガタガタとバスが走る。

たまに見える高床式倉庫みたいな家の近くでは、
風丸と同じくらいの子供が砂ぼこりにまみれて家畜の世話をしていたりする。

バスは窓を閉めていてもスキマから砂ぼこりが車内に入ってきて、
今日鼻を噛んだら真っ黒だろうなーと思った。

うねうね写真7-2.JPG

風丸はおもちゃもテレビもない毎日に慣れてきていて、
長時間の移動中も色んな遊びを考えて時間を潰していた。
ちなみにこの頃ハマっていたのは、指を使って二進法で数をひたすら数える遊び。

カンボジアに入ってから数時間。
初めての信号機が見えた。
近代的なホテルやイルミネーション。
それまでとは別世界みたいなシェムリアップの街に着いたのは夜の10時だった。

長時間ガタガタ道でバスに揺られて疲れていた。
明日は早起きして初日の出を見るんだ。
早く宿を探して早めに寝よう。

ところが…!
何件かまわったけど、良さそうな宿は全部満室。

紹介マージンを払うのを覚悟で、
三輪タクシーのドライバーに紹介された宿も、どこも満室。

アンコールワットで初日の出を見るために、
日本人や韓国人バックパッカーが今夜この町に集まってきているんだ、と気付いた。
たぶん欧米人バックパッカーにとっては、初日の出はそんなに重要じゃないからね。

タイと違って、10時過ぎると人もいないし、レストランもやっていない。
たまに電気がついたお店がある、と思うと、それはどう見ても売春バーだった。

風丸は三輪タクシーの中で、もう眠ってしまっていた。
町中をぐるぐるまわり、諦めた私は少し高いホテルに泊まることにした。
予算の倍以上のUS$15の部屋を見せてもらい、交渉成立。

そのとき、真っ黒な空に簡素な花火が上がった。
時計をみると12時ちょうど。
シェムリアップに着いてから、2時間も宿を探していたのだ。

三輪タクシーのドライバーと、寝ているところを叩き起こされたホテルのお姉さんと、へとへとの私。
眠そうな3人は、顔を合わせて苦笑い。

「Happy new year!」
      
     
   
白熊 イチコ [PROFILE]
   
   
   
posted by ジャンク派 at 20:29 | Comment(0) | 【出発!うねうね街道】